第22回LDTワークショップ終了のご報告

【ご報告】第22回LDTワークショップは穏やかで暖かいこころに包まれて終了しました。第22回LDTワークショップが4月29日より5月1日までの2泊3日のスケジュールで神奈川県小田原市根府川旅館「一望荘」全館をお借りして開催され無事終了しました。今回もいろいろな解決しがたい問題や苦しみを抱えた方々が参加されました。
この3日間は初夏の陽気で、春霞の相模湾、新緑の山々、斜面のみかん畑を背景に、家々の垣根には、艶やかな色彩々のつつじや石楠花、モッコウバラやこでまりが目を楽しませ、山には白や紫の藤花、真白な小花がマッスに群れるミズキが緑葉に映えて心地よい風にそよいでいました。足元にはタンポポや菜花や苧環(オダマキ)、スミレ、アマドリ、矢車草や芥子などをはじめ、名まえがわからない数え切れないほどの花々が美しく咲き、からっとして明るく穏やかな時を過ごすことができました。海の面は太陽がキラキラと輝き、山の新緑、青い空とのコントラストがすばらしい景観を作っていました。
一望荘から見下ろす相模の海と周りの山々は穏やかで暖かく心を落ち着かせてくれるものでした。

このような中で参加者の皆さんは、心にさまざまなわだかまりや傷や暗く閉ざした状態からの開放に向けて、エリザベスの考案による「乗り越えのワークショップ」の宇宙船に乗られ、おひとりおひとりが解決の糸口をつかみ、心の開放の種を持って無事下船し帰路につかれました。参加者の現在のお気持ちは、「なんでもキュブラ・ロス掲示板」をご覧ください。

今回も前回に引き続き、エリザベスが私に指摘してくれていた考え方の原点に立って、いくつかの重要な点を従来実施してきた方法を参加者の立場に立って変更しました。参加者の皆様からの真のご評価を頂くのはこれからですが、私たちはロス博士のLDTワークショップ継承者として誠心誠意ご支援させていただきますのでよろしくお願いいたします。
最後にこの活動をご理解いただき、ワークショップ開催告知を読売新聞「くらしと安心」にご紹介くださいました読売新聞生活情報部のご担当の皆々様に御礼申し上げます。また、柳田邦男先生の講演会にて案内配布を快くお許しくださいました山梨県甲府市にて在宅ホスピス医として全日本的にご高名なふじクリニック院長 内藤いづみ先生、春日居生活文化研究所 斉藤修所長様、「ボランティアとNPOのコミュニティサイト ViVa!」にご紹介くださいました編集責任者様、「支えあう会α」会報にご紹介くださいました代表の土橋律子様、地方紙配信をいただきました共同通信の方々に心より感謝申し上げます。
LDTワークショップ代表 宮崎輝彦