スタッフ勉強会行われる

5月1日、2日の両日、伊豆・小田原市根府川「一望荘」において、スタッフ勉強会が行われました。今回の目的は新スタッフを加えて、ワークショップのコンセプト、スタイル、プロセス、コンテンツの全面的な見直しを行うことと、いくつかのコンテンツ・トライアルを行い最適な導入法を確立する事でした。

幸いすばらしい晴天に恵まれました。全天さわやかなブルーと眼下には青緑にキラキラ輝く相模湾が広がり、手前には、夏みかんは小さなかわいい白い花を大きな果実の上方に着け、行く手の道路脇には小手毬の白い小さな花のかたまりが枝もたわわに湾曲して下垂する姿が美しく、クリーム色の木香バラや、野イバラや淡いピンクのかかったサンショウバラ(葉が山椒によく似ており地元の人がそう呼んでいた)もそこここに咲き乱れ初夏を思わせる風景の中での会議でした。

昨年までのLDTワークショップは、生き辛い方々、中でも末期の方々には参加希望があっても移動の問題、ワーク中のケアの問題などから断念していただかざるを得なかったといういきさつがあります。本年度からは、ホスピス科医師をはじめ専門家をスタッフに迎えて、そのような方々にも参加していただける体制がようやく整いました。
もちろん、これからも有終支援だけでなく、今まで通り広く生き辛い方々の心の開放支援をさせていただく事が私たちの基本活動です。
      LDTワークショップ実行委員会代表代行 宮崎輝彦