エリザベス・キュブラロス博士がお亡くなりになりました。

エリザベス・キュブラーロス博士が、8月24日午後8時15分(日本時間8月25日)、ご子息ケネス氏とお嬢さんのバーバラさん、そしてお孫さんに見守られて、安らかに旅立たれました。謹んでご冥福をお祈り申し上げるとともに、皆様にご報告申し上げます。
葬儀は、9月4日(土)午後3時からスコットディル市シアバターノキ大通にあるバイブル教会にて行われます。また、埋葬は、翌5日(日)午前10時より、「パラダイスメモリアルガーデン」にて行われます。

ロス博士は12年前に来日した際に、「私はきっと77歳であの世に行く」と予言し、同い年の卜部博士も「僕もそうなるだろう」と奇妙な約束していたことを思い出します。
また、つい6月26日に訪問した時も、浴衣の蝶模様を見ながら、涙して、「私は、この動かない肉体から早く飛び出し、自由になりたい」と
もらしておられたことを思い出します。
つい今月はじめには、エリザベスの容態が悪くなり、ケネス氏が病院で治療するように彼女に懇願しましたが、彼女は、もう病院には再び行かないと言い、家で愛する家族に見守られながら自然な死を選ぶことを知らせたようです。まさに彼女らしい選択であったと思います。(宮崎輝彦)